【副業 確定申告 20万 エンジニア やり方】SIer6年目が徹底解説

【SIer6年目が実体験】副業で20万超えたエンジニアの確定申告やり方を完全解説

「副業で稼いだけど確定申告って何をすればいいの?」「20万円って正確にどこからが対象なの?」

去年の自分がまさにそうでした。SIerで6年間働きながら、コロナ禍をきっかけに副業を始めた私。最初の年は「20万円超えたら申告が必要」という情報だけ知っていて、実際に何をどうすればいいか全くわかっていませんでした。

結果的に、初めての確定申告は自分でfreeeを使って乗り越えましたが、その前段階――副業の選び方、案件の取り方、経費の切り方――を誰も教えてくれなかった。

この記事では、SIer在籍のまま副業収入を月10万〜20万円台まで伸ばした私の実体験をベースに、「副業で20万超えたエンジニアが確定申告で何をすべきか」を具体的な数字つきで解説します。

確定申告の「やり方」だけでなく、そもそも20万円を超えるために何をしたかも書いているので、副業を始めたばかりのエンジニアにも読んでほしい内容です。


目次

  1. エンジニア副業の「20万円の壁」とは何か
  2. 私が副業で20万円を超えるまでにやったこと
  3. 確定申告の基本フロー(エンジニア副業版)
  4. 経費として落とせるもの・落とせないものの実例
  5. 青色申告 vs 白色申告:エンジニア副業ならどっちを選ぶべきか
  6. AIツールで申告作業を効率化する方法
  7. FAQ

1. エンジニア副業の「20万円の壁」とは何か

まず大前提の整理から。「副業収入が20万円を超えたら確定申告が必要」というのは、正確には次の条件です。

給与所得者(会社員)の場合、給与以外の所得合計が年間20万円を超えると確定申告が必要。

ここで注意したいのが「所得」と「収入」の違いです。私が最初に混乱したポイントがここでした。

  • 収入:クライアントから受け取った報酬の総額
  • 所得:収入から必要経費を引いた金額

つまり、収入が25万円あっても、経費が10万円かかっていれば所得は15万円。この場合は確定申告が不要になります。逆に言えば、経費の計上をきちんとやれば税負担を合法的に下げられる。これを知っているのと知らないのでは、数万円単位で手取りが変わってきます。

また、住民税については20万円以下でも申告が必要な場合があります(市区町村への住民税申告)。「確定申告が不要=何もしなくていい」ではないので注意してください。


2. 私が副業で20万円を超えるまでにやったこと

理論より先に、実際にどうやって20万円という数字に到達したかを書きます。

副業を始めた最初の3ヶ月

最初に登録したのはクラウドワークスとランサーズの2つ。SIerでPHPとSQLをメインに使っていたので、まずは「WordPressカスタマイズ」「LP制作」「簡単なWebスクレイピング」で案件を探しました。

最初の1ヶ月は単価5,000円〜1万円の小さな案件ばかり。月の収入は3万円程度でした。正直、時給換算すると本業より大幅に低かったです。

3ヶ月後から変わったこと

転機になったのは、TypeScriptとNext.jsの案件に手を出したことです。SIerでは触れる機会が少なかったので、Udemyで「React・Next.js完全入門」の講座(セール時に1,500円)を買って勉強しながら案件を取りにいきました。

結果、単価が一気に上がりました。具体的な数字で言うと:

  • WordPressカスタマイズ:1案件あたり1万〜3万円
  • Next.jsを使ったLP/サイト制作:1案件あたり8万〜15万円
  • Python自動化スクリプト:1案件あたり3万〜8万円

作業時間は週に10〜15時間程度(平日夜2時間+休日5時間ペース)。これで月収15万〜22万円のレンジに入るようになりました。

さらにその後、エンジニア特化型のフリーランスエージェントにも登録して、スポット案件をもらえるようになりました。クラウドワークス経由と比べて単価交渉がしやすく、同じ作業量でも報酬が1.5〜2倍になるケースもありました。

📌 副業案件の単価を上げたいなら専門エージェントへ

クラウドワークスでの単価に限界を感じていた私が実際に活用したのが、エンジニア特化型のフリーランスエージェントです。スキルセット(PHP・Python・Next.js)を正確に評価してもらえるため、適正単価で案件を受けられます。

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Midworksで副業・フリーランス案件を探す

※副業OKの案件も多数あります。本業継続しながらの利用も可能です。


3. 確定申告の基本フロー(エンジニア副業版)

副業収入が年間20万円(所得ベース)を超えた場合の確定申告の流れを、私が実際にやった手順で説明します。

STEP1:収支を月次で記録しておく(通年)

確定申告で一番ミスが起きやすいのは「領収書・請求書の管理」です。私は最初の年に通帳とメールをさかのぼって収支を再構築するという地獄を経験しました。翌年からは月次でスプレッドシートに記録するようにしました。

記録する項目:

  • 請求日・入金日・クライアント名・案件名・金額
  • 支出(ツール代・書籍代・通信費の按分)

STEP2:1〜2月に収支を確定させる

確定申告の期間は原則2月16日〜3月15日。この時期に慌てないよう、1月中には前年の収支を確定させます。

STEP3:申告書を作成する

私はfreeeとe-Taxを組み合わせて使っています。freeeに月次データを入れておけば、確定申告書の作成は2〜3時間で終わります。マイナンバーカードがあればe-Taxでオンライン提出も可能。税務署に行く必要はありません。

STEP4:納税 or 還付

副業所得があると追加で所得税を納める必要がある場合がほとんどです。私の場合、副業所得が年間約180万円のとき、追加納税額は約15万円でした(経費・控除をきちんと計上した後の数字)。


4. 経費として落とせるもの・落とせないものの実例

エンジニア副業で特に重要なのが経費の計上です。私が実際に経費計上しているものと、税理士に相談して「それはNG」と言われたものを整理しました。

経費として計上できるもの

  • GitHub Copilot(月10ドル≒1,500円):副業のコーディングに直接使用するため全額経費
  • Cursor Pro(月20ドル≒3,000円):同上
  • Udemy購入講座:副業スキルに直結する講座は経費(趣味目的はNG)
  • 書籍代:副業に関連する技術書。私は年間2〜3万円分を計上
  • 通信費の按分:自宅ネット回線を副業使用分として50%計上(使用実態に基づく)
  • クラウドサービス費:Vercel、AWSなど副業案件に使うインフラ費用

経費として落とせないもの(要注意)

  • 本業でも使うPCの全額:按分が必要。副業使用割合に応じた金額のみ
  • 飲食費:クライアントとの打ち合わせ代は接待交際費として計上できる場合があるが、一人でのカフェ作業はグレーゾーン
  • 副業と無関係なサブスク:NetflixやSpotifyは当然NG

🤖 副業の作業効率を2倍にしたAIツール

私がCursorとGitHub Copilotを導入してから、同じ案件を仕上げる時間が体感で40〜50%短縮されました。月5,000円以下のコストで、時給換算の収益が大幅に改善。しかも経費として計上できます。

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Udemyで副業スキルを最短で習得する(セール時1,500円〜)

※ツール費用は副業経費として確定申告時に計上可能です。


5. 青色申告 vs 白色申告:エンジニア副業ならどっちを選ぶべきか

副業でも「事業所得」として申告する場合、青色申告と白色申告のどちらかを選べます。私が実際に検討した内容をまとめた比較表を見てください。

項目 青色申告(65万円控除) 青色申告(10万円控除) 白色申告
控除額 最大65万円 10万円 なし
帳簿の種類 複式簿記(必須) 簡易簿記 収支記録のみ
事前手続き 開業届+青色申告承認申請書 同左 不要
赤字の繰越 3年間可能 3年間可能 不可
税メリット(課税所得300万円の場合) 約9.75万円の節税 約1.5万円の節税 なし
向いているケース 副業所得が安定して100万円超 副業所得が50〜100万円程度 副業所得が不安定・少額
freeeでの対応 可能(自動仕訳あり) 可能 可能

私の判断は「副業所得が年間100万円を超えてから青色申告(65万円控除)に切り替える」でした。それ以前は白色申告でシンプルに処理していました。

エンジニア副業の場合、副業所得が事業所得に認定されるかどうかが課題になります。国税庁の令和4年以降の通達で「副業収入が300万円以下は雑所得として扱う」という方向性が示されました(最終的には個別判断)。この点は税理士に相談することを強くすすめます。私は1時間1万円のスポット相談を使いました。


6. AIツールで申告作業を効率化する方法

SIer6年目の私が実感しているのは、AIツールの活用が副業の「稼ぐ効率」と「申告の手間」両方を改善するということです。

CursorとGitHub Copilotで副業案件の作業時間を削減

具体的な数字で言います。以前、Pythonでスクレイピング+データ整形のスクリプトを書くのに8時間かかっていた案件が、Cursor Proを使い始めてから4〜5時間で終わるようになりました。単価が6万円の案件なら、時給換算が750円から1,200円に上がる計算です。

月のツール費用:Cursor Pro(約3,000円)+GitHub Copilot(約1,500円)=約4,500円。これで月に10〜20時間の作業削減効果があるなら、コスパは圧倒的です。しかも全額経費。

確定申告作業へのAI活用

私はCursorのAIチャットに「この領収書の勘定科目は何が正しいか」「副業の通信費按分の計算式を教えて」といった質問をして、下調べを効率化しています。最終判断は税理士や国税庁サイトで確認しますが、初期の情報収集が格段に速くなりました。


🚀 副業を本格化させるための次のアクション

この記事で書いてきた内容を実行に移すなら、まず副業案件の入口を増やすことが先決です。私が実際に使ったサービスをまとめます。

【案件獲得】

【効率化ツール】

※ツール費用は確定申告で経費計上できます。記事内容を参考にしてください。


FAQ:副業と確定申告についてよくある質問

Q1. 副業収入が20万円以下なら確定申告は完全に不要ですか?

A. 所得税の確定申告は不要になる場合がありますが、住民税の申告は別途必要なケースがあります。住民税については居住する市区町村に確認してください。また、医療費控除や住宅ローン控除を受けたい場合は20万円以下でも確定申告をする必要があります。

Q2. 会社に副業がバレないようにするにはどうすればいいですか?

A. 確定申告書の「住民税の徴収方法」で「自分で納付(普通徴収)」を選択することで、副業分の住民税が本業の給与から天引きされるのを防げます。ただし、これはあくまでバレにくくするための対処であり、副業禁止規定がある会社では就業規則の確認が必要です。私の会社は副業OKの規定なので、この問題は発生していません。

Q3. フリーランスエージェント経由の案件と、クラウドワークス経由の案件では確定申告の処理方法は変わりますか?

A. 基本的な処理は同じです。どちらも「売上として計上 → 経費を引いて所得を算出」の流れです。ただし、フリーランスエージェント経由の場合は源泉徴収されるケースがあります(報酬から10.21%が天引き)。源泉徴収された金額は確定申告時に精算されるため、支払調書をエージェントから受け取って保管しておいてください。

Q4. 副業を始めたばかりで年間20万円に届かなかった年も、経費の記録をつけておく意味はありますか?

A. はい、あります。翌年以降に収入が増えて申告が必要になったとき、過去の経費記録があると処理が格段に楽になります。また、青色申告への切り替えを検討するタイミングで、過去の収支実績があると事業性の証明にもなります。私はGoogleスプレッドシートで開始当初から記録しており、これが初めての確定申告で非常に役立ちました。

Q5. エンジニアの副業はWebエンジニアリング以外の稼ぎ方もありますか?

A. あります。私が実際に試したもの・試した仲間から聞いたものとして、技術ブログのアフィリエイト収入、Udemy講師として技術講座を販売、社内向けIT研修の外部講師、GitHubでOSSツールを公開してスポンサー収入を得る、などがあります。コーディング案件と比べて立ち上がりは遅いですが、ストック型の収入になりやすいので長期的な視点で取り組む価値があります。


まとめ

この記事のポイントを整理します。

  • 確定申告が必要になるのは「副業所得(収入-経費)が20万円超」の場合
  • 経費の計上を適切にやれば課税所得を合法的に下げられる
  • エンジニア副業はスキルの掛け合わせで単価が大きく変わる(私の場合PHPのみ→Next.js追加で案件単価が5倍になったケースもあった)
  • AIツール(Cursor・GitHub Copilot)を経費にしながら作業効率を上げるのが今一番費用対効果が高い
  • 副業所得の規模に合わせて白色申告→青色申告へ段階的に移行するのが現実的

SIerとしての本業スキルは、副業では十分に通用します。私が6年かけて積み上げてきたPHPやSQL、そしてキャッチアップしたTypeScript・Next.jsは、そのまま市場価値に変わりました。確定申告の手間を怖がって副業を止まらせるのはもったいない。やり方を覚えれば2〜3時間で終わる作業です。

まず一歩目として、クラウドワークスかランサーズに登録して、自分のスキルが市場でどう評価されるか確認してみることをすすめます。

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